ガリカイ・ティリコティ

(GARIKAYI TIRIKOTI)

1961年ジンバブエのチウォタ地方生まれ

トーテムはしまうま

ジンバブエの伝統楽器であるムビラの演奏家
また制作者でもある

高音域、中音域、低音域のムビラを同時に合奏する
“ムビラオーケストラ” を確立した人物である

ガリカイ・ティリコティ インタビュー

ムビラについて

ムビラは、人類が手にした世界最古の楽器の1つです

だから、世界のどの国の人々も、この楽器を使って
自分の先祖の精霊と会話をすることができます

ムビラのキー(鍵盤)には、昔は金が使われていました

こんな話があります

ある日、 1人の男が夢を見ました
夢の中で男は啓示を受けました
“川底を探しなさい”

男は川に行き
川底から金のキー(鍵盤)と木のボディを持つムビラを発見し
家に持ち帰りました

次の日
男は夢の中でムビラの演奏方法を学びました

これがムビラの起源です

ムビラは、昔は ”ムビラ” という名前ではなく
“ナレ” と呼ばれていました

今も我々は電話を “ナレ” と呼びますが
“ナレ” とは ”交信” という意味です

ムビラと自分について

父の弟がムビラ演奏家でした
そのため
私は小さな頃から毎晩のようにムビラの音を聴いていました

私は4歳の頃からムビラを弾き始めました
ムビラの演奏は簡単でした

最初の頃は、手が小さいので左手も右手も親指だけを使って演奏しました
(ムビラは普通、左手の親指、右手の親指と人差指を使って演奏される)

しかし
私はムビラの音に不満足でした

そんな時
あれは1979年、私が17、8歳の時、夢を見ました

年老いた黒人の男が
口でムビラの音を奏でている夢でした

すると
遠くの山から大きな鳥がこちらに向かって飛んできました

鳥が近くまでやって来た時
私は、それが鳥ではなく翼を持った白い人である
と気がつきました

翼を持った白い人は私の前に降りると
普通の人間の姿になり
私をスーパーマーケットに連れて行きました

白い人はかごを魚でいっぱいにして
会計を終わらせてスーパーマーケットを出ました

そして
「天使の音は7種類あります
年老いた男が口で奏でていたムビラの音を探しなさい」
と言って消えました

そこで私は目を覚ましました

その日は
年老いた男が口で奏でていた音が頭に残っていて
それが脳に響いて、苦しくて
普通に話すこともできませんでした

私は年老いた男が奏でた音をもとに
新しい音を奏でるムビラを制作しました

そうすると
脳に響いていた音は消え
楽になりました

私は
新しく制作したムビラと
今までに制作してきたムビラの音をミックスすることにより
ムビラの音が満足のいくものになっていることに気が付きました

それからも年老いた男は
最初にあらわれた時を合わせると
合計4回夢にあらわれ
そのたびに私は
新しい音を奏でるムビラを制作しました

そして7種類のムビラが出来上がりました

ですから
私は他のジンバブエ人に何を言われようと
白人とも仲良くします

また
白人と仲良くすることが精霊の求めているところだと知っています

また
人と喧嘩をしたり
人に対して悪いことをすれば
自分に悪い事がふりかかる
ということも
精霊の教えから知っています

ENJOY MBIRA!

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