ムビラとカリンバ

ムビラとカリンバは同じ楽器?

ムビラとカリンバは同じ楽器なのでしょうか?

”実は、ムビラとカリンバは違う楽器なのです”

なぜ、そう言えるのか?

例えば、
あなたがアフリカのジンバブエに行ったとします。

そして、ムビラを指差して
「これはカリンバですね」
と言うと、
「いいえ、これはカリンバではありません、ムビラです」
と返答が返ってくるのです

つまり、アフリカ人の認識では、
ムビラとカリンバは違う楽器なのです

それでは、
カリンバとムビラ、
何が違うのでしょうか?

ムビラ

カリンバ

ムビラとカリンバって、何が違うの?

国が違う!?

ムビラとカリンバ、どちらもアフリカからやってきた楽器です
しかし、演奏されている国が違います

ムビラはジンバブエで演奏されている楽器です
カリンバはマラウイやザンビア周辺の楽器になります

演奏方法が違う!?

カリンバは自由に演奏をする事が多い楽器です、なのでYouTubeで見てみると、現在流行っている曲などを演奏している動画も多いです

ムビラは自由に演奏する事も出来ますが、基本的には伝統曲を演奏するための楽器です、なのでYouTubeで見てみると、アフリカの伝統曲を演奏している動画が多いです

楽器の形状が違う!?

カリンバは世界的に有名な楽器なので、アフリカ人だけでなく、欧米人、日本人もカリンバを作っています、そのため近代的な綺麗な形状をしている事も多い楽器です

ムビラはアフリカ人の手作りで、アフリカの伝統的な方法で制作されています、そのため、朴訥とした古代的な形をしています

信仰とのつながりが違う!?

カリンバは信仰と結びついている楽器ではありません、例えば、アフリカで雨を降らせるためにカリンバを演奏する事はありません

ムビラはショナ民族の信仰と結びついている楽器です、なので、アフリカで雨を降らせるために演奏されたり、病気を治すために演奏されたりします

音色が違う!?

音色は違うのか気になるところですよね
音色については、聴いた方の感覚によりますので、あくまで”私の主観”という事でお伝えしますと、

カリンバはキラキラしたオルゴールのような音が特徴です、綺麗で爽やかな音がします

音のキラキラ感はムビラよりカリンバの方があると感じます

ムビラの鍵盤を触ると、鍵盤が太い事が分かると思います、そのためムビラは、キラキラした音もしますが、その後に”ボワーン”とした強い倍音の余韻が残るのが特徴です

 

ムビラとカリンバ、
こんなにいろいろ違うのに、

なんでムビラとカリンバが同じ楽器と認識されるのだろう?

と思いますよね

それでは、
その理由をご説明します

カリンバが有名になった歴史

1970年頃
南アフリカでヒュー・トレイシーが
高品質のカリンバの量産に成功しました

その商品名が
楽器そのままの名前 “カリンバ” でした

また1970年代
世界でブレイクした ”アース・ウィンド・アンド・ファイアー” が
自分たちの演奏の中にカリンバを取り入れました

カリンバはどんどん世界へ広まっていきました

そして今では
たくさんの人たちがカリンバを演奏し
自分たちでカリンバを制作し
世界で有名になりました

そのためカリンバのような形状を持つ楽器を ”カリンバ” と認識するようになりました

ヒュー・トレイシーのカリンバ

知ってると、自慢できる(かもしれない)豆知識

カリンバやムビラが演奏されている東部アフリカ圏では、スワヒリ語がよく話されています

例えば、ケニアやタンザニアの公用語はスワヒリ語です。

スワヒリ語で ”歌う” は何と言うでしょう?

答えは

imba

です

この言葉、見覚えありませんか?

カリンバをアルファベットで書いてみましょう。

kalimba

なんと、カリンバの言葉の中にimbaが入っているのです

このことから”カリンバ”という名前は”歌う”という言葉からきているのではないか、と推測できます

それではムビラは?

ムビラをアルファベットで書いてみます

mbira

おしいですがimbaは入っていませんね

ではスワヒリ語で “(人のために)歌う” という言葉はどのように書くかというと、
この言葉は”imba”の活用系として変化が加わり、

imbira

になります。

なんと!

mbiraが入っているではありませんか!?

このことから”ムビラ”という名前は “人のために歌う” という言葉からきているのではないか、と推測できます

※親指ピアノ研究者から聞いた仮説なので、実際に立証されている理論ではない事をご承知ください

カリンバとムビラの値段はどのくらいなのか?

カリンバ

2000円から7万円ぐらい
安いカリンバはそれなりの音です、熟練した職人が制作したカリンバは、魂のこもった綺麗で繊細な音がします

ムビラ

2万円5千円から6万円ぐらい
日本に輸入されているムビラは、全てがアフリカの熟練した職人が制作したものです、そのため数千円のムビラが存在しません
これは “一定のクオリティがないと伝統曲の合奏ができない” という理由からです

カリンバと相性の良い人、ムビラと相性の良い人

カリンバ

・型にはまらず自由に演奏したい
・自分で創作曲を作って演奏したい
・流行りの曲を演奏したい
・キラキラした綺麗な音が好き

ムビラ

・ボワーンっていう倍音が好き
・伝統や信仰、精霊などに興味がある
・トランス感のある音楽が好き
・楽器の経験がないけど、曲を弾けるようになりたい(ムビラは伝統曲を弾く楽器で曲の型があるので、クリエイティブな才能が無くても基本通りに練習していけば、様々な楽曲を演奏できるようになります)

ENJOY MBIRA!

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